11* 水子供養_長谷寺

 

水子供養の為、鎌倉の長谷寺へ行ってきた時のこと。

天気のいい8月5日、何度も訪れたことのある長谷寺へ…

正面向かって左側に駐車場があり、今回は長谷寺のみなので駐車場をお借りしました。

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一番上の観音堂を目指して歩き始め、すぐ地蔵堂があります。

以前来たときは全く気が付きませんでしたが、たくさんのお地蔵さんが並んでいて、水子供養のろうそくやお線香が売られていたので購入し、お供えしました。

私たちのろうそく以外にもたくさん灯がともっていて、事情や状況は違っていても産まれずに亡くなった子を想う人たちが私たちだけじゃなくたくさんいらっしゃるんだということを実感しました。

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観音堂の中には事前に調べてあった通り、木の板が1000円で売られていました。

そこに両親の名を書くと翌日お経を読んでいただけるとのことで夫と一緒に書きました。

大きな観音様に手を合わせ、薄暗い中いつも以上に眺めていたと思います。

出口の手前にお守り等が並べられていたので、お守りとお香を購入しました。

長谷寺のかほりはとても落ち着く香りでときどき焚いています。

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外に出ると木につるされていた金属棒がきらきらと音を立てていて、吹き抜ける風が猛暑の真夏であることを一瞬忘れさせるほど爽やかでした。

それでも暑かったのでお食事処でおやつをいただきました。

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長谷寺は写経ができるお寺さんで、私は以前母とも来たことがありました。

このまま帰ってもよかったのだけど、名残惜しく思い夫を写経に誘いました。

運よくすんなり案内していただけたので、二人そろって一番短時間でできるものを選びました。

書き終えた後に願意を記すようになっていて、そこには水子の供養もお願いできるように説明書きがあったので、迷わず水子供養を記しました。

 

水子供養してよかったと思います。

私たちの赤ちゃんは残っているのがエコー写真だけで、お焚き上げもよぎりましたが、どうしても手元に置いておきたかったので今回はしませんでした。

供養自体も、必ずしなくてはいけないものではないということと、水子供養にもいろいろな方法があるということを知って、私たちなりに区切りをつけることができたと思います。

これで終わってしまうのではなく次に進んでいくための儀式だったと思います。

自分たちが足を運びやすいお寺さんなので、時々立ち寄らせていただこうと思ってます。